俺愛用ドカジャン（１）

俺はドカジャン（あくまでドカジャンという呼び名は俗称でしかなく、作業着屋用語では正式名称カストロコートと呼ぶ。なので作業着屋さんへ行ってドカジャンある？って聞いても、お店の人は、ドカジャンて何の事？てな感じになりますよ。カストロある？って訊きましょう！）も好きで集めていて、
俺は常に、
行く先々の町で作業着屋さんを訊ねては気に入ったドカジャンがないか探しているのだ。ひとくちにドカジャンといっても、メーカーによって、いろいろんな色のがあるし、微妙に襟の形も違うし微妙に色も違うんだぜ。襟の色とボディーの色の組み合わせもちがう。
それにしても、なんでいろんな町の作業着屋さん行ってまで、さがすかというとね、
最近ドカジャンがなくなってきているんだ。つまり作業着の世界もハイテク素材を取り入れていくわけでね、それになんだか時代の流行もとりいれだしちゃったりしてね、おしゃれになってきちゃってるわけよ。
でもね俺が愛してやまないのは、昔からある、いかにも、作業着なドカジャンなわけよ。
なのに、近年は、ドカジャンを作るメーカーが、どんどん少なくなってきているわけ。ハイテク作業着へと素材も形も時代の波は移行していってるねん。
だから今のうちにまだ店に残ってるいるので、いいのを物色しているわけ。
一般的にまずドカジャンと聞いて、誰もが最初に頭に浮かぶのは紺色に紺のボア襟のやつね！
これは、もはやアイコンやね！
俺も好きやし、まず１着買ってみるとしたら入門編としても、これがオススメ！これは、はずせない。
そして紺を持ってる人が、さらにワンランク上の着こなしをめざすなら、次は「深みどりに、ボア襟は焦げ茶色」のドカジャン。紺に紺ボアが大メジャーな土木系アイコンに見えるとしたら、深みどりに焦げ茶ボアは、着ていると水産系に見える。つまり、ちょっと通な感じね。紺に紺ボアは大メジャーなだけに、購入するのも比較的どこの作業着屋さんでも置いてあるのに対し「深みどりに焦げ茶色」は、どこの作業着屋さんでも必ず置いてあるわけではないので、かなり他人と差がつけれて俺は、ちょっとちがうで、ホンマにドカジャンが好きやねんて感じでワンランク上の着こなしができる事うけあい。
そしてさらにワンランク上の上級者であり、購入するのもさらに難しいのがっ！
「えんじ色」のドカジャンね！
そう！ドカジャンには「えんじ色」というのんが存在するねん。
これまた土木系のイメージになるねんけど、
同じ土木系でも紺のドカジャンにくらべてイカツサがさらに増すねん！
これ、がらがわるくて、めっちゃカッコエエ！
これは、まず着ている奴いない！
昔は普通に売ってたけどね、
今では、まず店でも売ってるの見かけない。
作ってるメーカーも、もうないんちゃうかなあ。
俺は「えんじ」２着持ってるけど大切やから「よそ行き」にしてるもんな。
話しは長なりましたが、まずはドカジャンのアイコンであり、一番プレーンな、入門編としても最適な！
永遠の大スタンダードである！
俺愛用の「紺に、紺ボア襟」をどうぞ！
やはり俺これも大大大好き！！
カッコエエなあ！！