答えて船長!のコーナー(30) [答えて船長!]
Q)船長の趣味は何ですか?
A)しいていうならば、自分の夢どもを、
何があろうが全部
“ぜったいに、あきらめない事”
それが俺の趣味です。
なので昔から人に
俺のやりたい事を話して(最近では、たとえば「俺ビル」や、“俺”という字しか書いてない鉄板入りの詩集[二万千百九十一俺]など。)ね。
でも、そんなんを
まだ俺が叶える前に、
他人に話した時には
たいがい、こうなる…
人「ん~それは、さすがに叶えるのは、むずかしいだろうから、あきらめた方がええで」
な~んて事を言われるたびに
俺は、昔から
こう言うてました。
俺「ははぁ~ん!でも俺は、あきらめない。だって、それが趣味やからね」
人「えっ!作品は趣味なの?」
俺「ちがうちがう。作品は趣味じゃない。あきらめない事自体が趣味!」
人「え?どう言う意味?」
俺「つまり俺の唯一の趣味が
“あきらめない事”やねん。」
人「?」
俺「つまり俺は“自分が、あきらめないという思考でいる事”自体が、それ自体が俺の趣味ということよね。」
人「そんな趣味ありなん?普通一般的に趣味というたらゴルフとか、プラモデル造りとか、釣りとか音楽鑑賞とか、ビリヤードとか…そんなんでしょ」
俺「趣味は何を趣味にしても、その人の自由やろ?誰かに迷惑かけるわけでもないしな」
人「まあね…他人に迷惑かけるわけでもないし」
俺「普通の奴なら、もし叶わへんて、わかってたら、どうせ、頑張っても報われへんねやったら、やめとくわ…となるねんやろうけどな、
まあそいつらの気持ちも、わからんでもないねんけどね、
でも!俺の場合は
叶う叶わへん以前に、
“あきらめないという事自体が俺の趣味”やからね!
あきらめるわけないだけ!
だって、それが趣味やねんもん。
わかる?
趣味をあきらめないんではなく
“あきらめない事”自体が、
“死ぬまで、あきらめないでいる事”
そのものが趣味やねん。
自分が、あきらめないという思考回路でいるという事が俺の趣味。
あきらめない行為を自分が、とりつづける事自体が俺の趣味。
俺が、俺がやりたい事をあきらめない事によって誰かに迷惑が、かかるわけでもなんでもないしな。
なら俺は
趣味を通す。
せやから、
あきらめない。
だから
俺は昔から
ずっと“いろいろと、あきらめないまま”の奴やねん。」
人「変わった趣味やなあ」
俺「まあね」
人「でもなんでそれを趣味にしたん?」
俺「だって我が国の奴らって、なりたいもんとか、やりたい事とか夢をすぐあきらめよるやろ。
そんな中にあって、
何があっても“あきらめない”で動きつづけるってカッコエエやんか!せやからそれを俺の唯一の趣味にした。これ新しいやろ!」
人「たしかに“趣味”の新しい解釈やな…」
俺「だからこう言え」
人「なん言えばいい」
俺「ちょっと長いで、よく覚えといてよ。
ビルにイルミネーションで“俺”と点灯するとか、“俺”という字しか書いてない詩集だすとか、たぶん叶わへん可能性が高いから、あきらめるべきやろうけど、まあ“あきらめない事自体”が趣味なのなら、しゃ~ないなあ~!はい言ってみて!」
人「ビルにイルミネーションで“俺”と点灯するとか、“俺”という字しか書いてない詩集だすとか、まあ叶わへん可能性が高いから、あきらめるべきやけど、まあ“あきらめない事自体”が趣味なのなら、しゃ~ないなあ…」
俺「ありがとう!」