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魚武の未発表新作詩どうぞ。

まいど!船長です!

今回は特別に新作の未発表詩『声を1ミリ動かすだけで、とんでもない1ミリと成りえる場所』というタイトルの詩をどうぞ!

ところで、
この詩の中で俺が書いている事は、
多分この俺以外には、
べつに、どうでも良いようなことだと思うので
あまりにも俺個人の感覚的なことを詩にしてるので、
なのでこの先も俺の詩集とかに、
この詩を収録することは俺的には多分ないとは思うので、
それなら
せっかくだから
まあブログでなら掲載しても
それはそれでブログならではのサービス!ということにもなるかなと思って、
それで、この詩はブログで載せることにしたのです!
それではどうぞ!

『声を1ミリ動かすだけで、とんでもない1ミリと成りえる場所』

詩・三代目魚武濱田成夫


朗読と歌とのハザマ

朗読と歌との境界線

これより1ミリでも向こうは朗読で

これより1ミリでも向こうなら歌

そういう境界線が

かならずあるはずだと俺は思う

長い間
俺は探し求めてる

歌の涯てに
その線はあり

朗読の涯てに
その線はあり

世界の涯てを知るよりも

俺は朗読と歌の
ミリの境界線を知りたい

そして
その境界線ぎりぎりのところで
朗読してみたい

そして
その境界線ぎりぎりのところで
歌ってみたい

その境界線がわかれば

声は1ミリ動くだけで朗読となり

声は1ミリ動くだけで歌となる

その場所でなら

俺の声を1ミリ移動させるだけで

意識的に朗読と歌を

瞬間で行ったり来たりできるはずの場所

1ミリが

とんでもない1ミリと成る場所

1ミリが

とんでもない1ミリと成る場所

俺は、
ずっと探し求めてる。

そう、

いろんな手段で。

そう、
あらゆる手を使っても

そう、
俺は、その場所を
見つけ出そうとしている

そう、
俺は、その場所を探し当てようとしている。

声を1ミリ動かすだけで

とんでもない1ミリと成りえる場所。を

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